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金子哲也教授が国際会議SETC2024でHigh Quality Paper Awardを受賞

 国際会議SETC2024(Small Powertrains and Energy Systems Technology Conference 2024 in Bangkok Thailand)にて本研究室の金子哲也教授と名古屋大学の原口 哲之理教授との共著論文が『High Quality Paper Award』を受賞しました.国際会議SETCは、四輪自動車・航空機を除く小型エンジン、すなわち二輪車・農業機械・発電機・船外機などの小型パワートレイン及びエネルギーシステムに関する技術に焦点を当てた国際会議です.1989年の第1回会議を米国で開催後、SAE(Society of Automotive Engineers, , Inc.) Internationalと日本の公益社団法人自動車技術会JSAE(Society of Automotive Engineers of Japan, Inc.)が中心となり世界各地で開催してきた歴史ある会議で、2001年以降は毎年開催しています.

 受賞論文タイトルは『Necessity of Body Torsional Rigidity of Personal Mobility Vehicles (PMVs) with an Inward Tilting Mechanism』です.本論文は、これまで体系的に解明されてこなかった車体剛性と車両特性の関係の中で、新たに四輪車の車体ねじりモデルを構築し、そのメカニズムを理論的に概説しました。その後、これまで検討されていなかった内向き傾斜機能を有するパーソナルモビリティビークル(PMV)の車体ねじり剛性を四輪車と比較することで、得られた新たな知見について述べられたものです.

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