2020年度金子研究室,活動中です

 新型コロナウィルス感染拡大中,大学は学生ロックダウン中(どうやら6月まで延期とか).ですが,
我々,大阪産業大学工学部,交通機械工学科,自動車性能・特性研究室(金子研究室)は活動中です.
 大学院生は前年度から継続して研究会,ミーティングを定期開催.卒業研究生は 前年度からの研究テーマ引継ぎ経て,先週から定期ミーティングをWebにて行っています.コミュニケーションはSlack,タスク管理はTrelloなどなど色々なツールを活用しています.
学生の就職活動も心配しているところですが,内定が出ている学生もちらほら.Webでの面接など進んでいるようです.
実験等はしばらく難しい状況でなので,今年はじっくり調査研究してます.

また,大学院生はPCを使った解析を中心に進めています.現在研究室で活用している車両運動シミュレーションソフトのCarMakerのIPG Automotive社はこの非常時のためリモートワーク用に臨時ライセンスを発行していただけたりと,とても助かっています.(普段はサーバーライセンスのため学内でのみ起動)
早く平常に戻れるように祈るばかりですが,どんな状況でも創意工夫で研究活動,学習を止めない事を大事にしています.

松浦・金子研OB会開催見送りのお知らせ

例年楽しみにしているゴールデンウィークのOB・OG会ですが,今年は皆さんご存知のように開催が難しく.次年に延期です.前年度の卒研生,大学院修了生との懇親会も延期のままです.
来年是非皆様とお会いでき楽しく過ごせればと願っています.皆さん,そのご家族の皆様のご健康を祈っております.
以下,OB会長?の北澤先生からのメール連絡添付します.
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皆様ご存じのとおり,今般のコロナウイルス感染症の感染拡大による影響は計り知れないものがあります.
大学も卒業式,入学式ともに取りやめ,新学期の開始も2週遅れ(今や一か月以上遅れ)が予定されています.
このような状況を鑑み,今年については松浦研・金子研のOB会開催を見送ることと致しました.
松浦先生はもちろん,先生にお目に掛かることを楽しみにしていたOB達にも申し訳無いと思っておりますが,ご理解いただけると思っております.
来年には状況が好転し,多くのOBに大学に来てもらえることを願っております.
なお,卒業後も連絡を取っている研究室OB・OGがいれば,本メールを御転送いただければありがたく存じます. また,本メール(あるいは同様の内容の別案内)が複数届く場合があると思いますが,何卒ご容赦下さい.

ご案内が遅くなり申し訳ありません.
よろしくお願いいたします.


2019年度修了・卒業

本来は3月19日が学位授与式でしたが...
新コロナウィルス(COVID-19)感染拡大により式典などは省略され,かなり寂しい年度の終わりを迎えました.その後卒研生の大部分は3月22日の国家試験,自動車整整備士二級認定試験を終えました.
通常はそれらの慰労,祝賀の会合をどこかで開いたところですが,こちらも自粛,かなり寂しい気持ちです.また,すべての卒業生一人ひとりときちんとした別れを交わすこともできす残念です.
卒業祝賀会は次回OB会との併催(これも例年ゴールデンウィーク開催ですが,中止)ということで,それまで楽しみは取っておきましょう.

本研究室から、賞を総なめ状態.
三浦賞(大学院主席),山口昌志
畠山賞(学部主席),山中真之
山下賞(学部2番),本郷 智仁
を受賞しました.本来大勢の前で表彰してあげたかったです.
おめでとうございます!!
その他の皆さんも大変優秀な成績と立派な研究を成し遂げ,確かな力を付けて社会へ出ていくものと確信してます.

最後に災難(これからもどうなる事やら)有り,記憶に深く残る年となりました.
次回OB会などで皆さんと再会し,笑って話せる思い出になることを期待しましょう.
本年度,研究だけでなく,バーベキュー,飲み会,ツーリングなどなど,本当に楽しく過ごすことができました.とても思い出深い一年間.ありがとうございました.
今後の皆さんの活躍をいつも祈っています.

金子哲也

2019年度関西学自研第36回卒研発表会

3月22日(土)近畿大学 東大阪キャンパス 3号館にて
自動車技術会 関西支部 学生自動車研究会卒業研究発表会でした.
本研究室も例年通り卒業研究生が参加,研究発表を行いました.
本講演会,関西圏の自動車研究関連の研究室が参加しています.関西有数の大学,研究室に交じり以下の講演発表を行いました.

セッションS42 制御(1)にて
49 リスクポテンシャルドライバモデルを用いた自律走行車両の制御目標生成アルゴリズムの開発ー環境情報と運転行動データを用いたポテンシャルパラメータ推定ー
佐藤繁樹

50 AHP(階層分析法)においてリスクポテンシャル評価を用いた合流部意思決定アルゴリズムの開発
山中真之

51 超大型特殊トレーラのアクティブ操舵による走行軌跡制御を用いた運転支援に関する研究
浅見相馬

セッション S12 数値解析(2)にて
10 モータースポーツ環境でのタイヤ特性最適化CAE手法に関する研究
川北眞也

セッションS42 制御(2)にて
56 旋回リーン機構を有するパーソナルモビリティビークルの緊急回避性能評価
佐伯展宇
57 自動二輪車の運転行動計測用ライディングシミュレータの現実感向上に関する研究
佐藤祐介

これまで真剣に研究に励んできた証拠でしょう.良い発表をしようとかなり緊張していました.講演会後は全員懇親会にも参加, お互いを労いました.

とりあえず卒業研究に関する行事もこれで終了.あとは国家試験,就職,進学とそれぞれの準備に進んでいきます.お疲れさまでした.

2019年度修士論文公聴会

2020年2月10日(月)
大阪産業大学工学研究科,交通機械工学専攻,修士論文公聴会が開催されました.
我々,自動車性能・特性研究室から山口昌志が「既存道路交通流との調和を保証する自律走行車両の制御目標生成に関する研究」のテーマで審査を受けました.

緊張もあったり,Q&Aで説明したい知識がたくさんあるせいでしょうか,回答が発散傾向だったりと一瞬不安もありましたが,結果は(当然ですが)合格ということで一安心.
この日審査を受けた学生の中では一番内容も充実し,特に良かったのは自分の研究としての意識が高く,内容全般にわたり自信を持って発表をしていたことでした.

4月から彼は,大阪池田市の某自動車メーカーで活躍してくれることでしょう.

令和元年度(2019年度)卒業研究発表会(学内)

2020年2月7日(金)大阪産業大学,工学部交通機械工学科の卒研発表会でした.
我々自動車性能・特性研究室は第2室朝一番のセッション.長年なぜか指導教員が座長という,やりづらい進行で行いました.

201 自動二輪車ライダの運転行動計測用ライディングシミュレータの現実感向上に関する研究
岸岡 潤(Mitsuru KISHIOKA),佐藤 祐介 (Yusuke SATO)
      写真は逆↑↓
202 リーン機構を有するパーソナルモビリティビークルの緊急回避性能に関する研究
佐伯 展宇(Nobutaka SAEKI)

203 リスクポテンシャルドライバモデルを用いた自律走行車両の制御目標生成アルゴリズムの開発
  -環境情報と運転行動データを用いたポテンシャルパラメータ推定ー
  奥田 宗晃 (Muneaki OKUDA),佐藤 繁樹 (Shigeki SATO)

204 AHP(階層分析法)においてリスクポテンシャル評価を用いた合流部意思決定アルゴリズムの開発
山中 真之 (Masayuki YAMANAKA)

205 超大型特殊トレーラのアクティブ操舵による走行軌跡制御を用いた運転支援に関する研究
浅見 壮馬 (Souma ASAMI),水野 友尋(Tomohiro MIZUNO)

206 モータースポーツ走行環境でのタイヤ特性最適化CAE手法に関する研究-タイヤの温度依存性能を考慮したラップタイムシミュレーションー
  川北 眞也 (Masaya KAWAKITA),本郷 智仁 (Tomohito HONGO)

緊張でしょうか,ちょっと声が小さいのが気になりました...
2週間後は自動車技術会,関西学生自動車研究会で発表です.バージョンアップを図ってください.
ゼミ生もQ&Aに加わってくれました.

「自動車技術に関するCAEフォーラム2020 in 東京」

2月4日(火)5日(水)東京,御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて,
「自動車技術に関するCAEフォーラム2020 in 東京」に参加してきました.
主催の日本大学自動車工学リサーチセンター,共催の名古屋大学,未来社会創造機構 モビリティ領域、共に客員メンバーでしたが,今回初参加.
ちゃっかり講演者,プログラム委員の予約席でいくつかの公演を聴講してきました.

一日目最後のパネルディスカッション,テーマは
「自動車開発において次世代技術は実用できるのか?~VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)の課題と可能性~」
以前からずっと私の興味のある分野(ある意味こちらをなぜ専門にしなかったのか...)で,いよいよ研究として動き出そうとしている分野で,興味深く聞くことができました.
パネリストは実務者中心でしたので意外と保守的だったような印象です.もっと尖った話,ビジョンが聞きたいですね.

をほか,CAE関係は私の研究室でも多くのツールを使用しています.特に2日目午前中のIPG Automotiveの小林氏の講演は,ここ最近研究室でメインツールとなっている車両運動シミュレーションソフトCarMakerの最新機能を活用したバーチャル・テスト・ドライビングに関するもので,興味深いものでした.自動運転関係の一連のアルゴリズム開発がバーチャル上で完結できるのは,大学研究室でもチャンスありと感じました.
ほか,展示会場で情報収集.懇親会なども参加し,研究者間の交流を深めました.

原口哲之理先生博士論文公聴会と二輪車計測器視察

令和2年1月30日(木)14:40〜
日本大学生産工学部にて原口哲之理先生の博士論文公聴会に出席してきました.
原口先生とはここ数年パーソナルモビリティの研究ほか,何かと高頻度でお世話になっています.
また,今回が景山研究室からの最後の博士になるのかと思います.
公聴会は滞りなく,成功裡に終わりました.質疑では専門性が高いので私も参加させていただきました.

その後,恩師である景山一郎教授の研究室より,二輪車関係の計測器や車体などを移管していただく予定なので,運搬計画などのために視察です.
特に前後ホイール内蔵の6分力計はかなり貴重なもの.有効活用したいと思っています.
ほか,停止時に自立可能な改造済みのトリシティや前二輪のトライク,ファルコンなどもありますが,いろいろ状況の変化もあり,一旦保留です.
恩師の退官にむけた準備,寂しい気持ちになります.

シンポジウム「車両電動化と走行中給・充電で持続可能な社会へ」

 1月10日(金)東京工業大学 大岡山キャンパスにて,自動車技術会において学生時代から長年委員を務め昨年度から幹事をしている「車両特性デザイン部門委員会」の企画シンポジウム
「車両電動化と走行中給・充電で持続可能な社会へ」
に参加,そして司会を行ってきました.
 本委員会は当初は大型車両の運動性能に関する委員会でしたが,その後大型車メーカの再編などを得て独立して議論するのが困難になったとき,重機,農機,戦闘車両,新交通など広い意味でのVehicleを対象とした自動車技術会においても珍しい分野横断の特徴をもった委員会として継続しています.
 現在の電動化の流れは多様な本委員会の対象車両の共通課題ということで,ここ数年ワーキンググループで議論してきました.その中でシンポジウムとして広く公開したい議論構成で今回シンポジウム開催に至りました.

 電動化の流れは不可避ですが,そのエネルギの供給,蓄電手法それに加え,環境や経済が絡むといろいろ考えの違い出てきます.自動車の走行中給電には,まだ私が論理的に説得された取り組みがみられないので懐疑的です.しかしながら,様々なオプションで研究を進めるのは大事だと思っています.

今回,カーデザイナーの由良拓也氏によるFomula-Eの現状と将来の取り組みや防衛関係の講演が2件有ったり,スウェーデン交通局の方からのビデオ講演など,とても興味深く貴重な情報取集ができました.

2020年明けPMV実験 in 名古屋大NIC

 2020年年明け1/6~1/9,名古屋大学ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)にてパーソナルモビリティビークルの開発プロジェクトのシミュレータ実験でした.ハンドル操作により 旋回内傾斜(リーン)機構を有する車両に対するドライバ適合性と車両運動性能との関係を明らかにするための実験解析を行いました.
 今回,合計4名の被験者の運転データを取得することができ,予定通りのタスクを終了することができました.
 シミュレータはフルスケールの筐体とモーションプラットフォーム,映像はCAVE状の全方位スクリーンと3D 立体CG画像です.多く,複雑な構成要素から構築されているため毎回何かとトラブルが出がちですが,今回はマイナートラブルのみで,予定よりも早く,余裕を持って進められました.

最終日は研究室の大学院ミーティング日,ネットミーティングで参加です.
その後,私はダイレクトに次の出張先,東京へ移動.