日本機械学会主催,基礎セミナー「自動車の運動力学」2023が6月17日,お茶の水,明治大学リバティタワーで行われました. 卒論、修論で自動車運動関係のテーマを研究する学生の方、自動車関係の会社で運動性能、シャシー関連の設計、開発、試験、研究を行っておられる企業の方、制御対象解析対象として新たに自動車運動を考えているなど他分野の大学院生、研究者の方で自動車の運動力学に興味をもっている方などを主な受講対象としています。講師はビークルダイナミクスを専門とする大学教員が毎年ローテーションで行っています.私,金子は今年『運動方程式』,『舵を切ったら曲がる』最も基本となる運動方程式の導出過程の解説を担当しました 内容 司会 関根 太郎(日本大学) 9:50- 10:00 開会挨拶 椎葉 太一(明治大学) 10:00-11:00 タイヤ力 ポンサトーンラクシンチャラーンサク(東京農工大学) 11:05-11:55 運動方程式 金子 哲也(大阪産業大学) 11:55-13:00 昼休み 司会 ポンサトーンラクシンチャラーンサク(東京農工大学) 13:00-14:15 運動性能 山門 誠(神奈川工科大学) 14:20-15:10 サスペンションとロール運動 小竹 元基(東京工業大学) 15:10-15:25 Coffee Break 司会 金子 哲也(大阪産業大学) 15:25-16:15 振動・乗り心地 関根 太郎(日本大学) 16:20-17:10 ドライバモデル 椎葉 太一(明治大学) 17:10-17:15 閉会挨拶 山門 誠(神奈川工科大学) 数年ぶりの対面での実施でした.受講者の反応を見ながら講義はやりがいがあります. 皆さん有料で参加いただいていますのでモチベーションが高く熱心にメモを取りながら受講していただきました.終了後の講師反省化も盛り上がりました.
基礎セミナー「自動車の運動力学」2023